招待作家として出品しています。
今年2月に、宮城・山形・和歌山・東京で限定配布した「ありふれたくじらジャーナル」を再配布版として出品しています。 テキスタイル作品の展示もおこなっています。 アートブックターミナル東北2017 7月29日(土)- 8月31日(木) 11:00-19:00/無休 〈ART BOOK TERMINAL TOHOKU ポータルサイト〉
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2017.08.08 tue ~ 08.13 sun
相転移 / phase transition 於 とんがりビル・KUGURU http://www.tongari-bldg.com/1519 鶴岡では、現在、東北芸術工科大学のチュートリアル(課外活動)「東北画は可能か?」の展覧会が開催されている。生活する場所の歴史的な成り立ちと自身との関係性を読み解きながら、絵画が成立する可能性を試みる「東北画は可能か?」では、共同制作が大きな特徴となる一方で、個々の表現を問い返す側面を持っている。本企画では、集団の活動を踏まえた個々の表現に、その外部で活動する作家を交え、歴史(時間)や場所、そして集団に関わる表現を一つの空間の中に並置するものである。 相転移とは、物質が外的な条件の変化によって、固体から液体、液体から気体などへ、その状態を変える現象を意味する。展示作品に見られるイメージや形式の連鎖や重なり、あるいは解釈に生じる断層は、集団やアートの内と外を瞬時に置換・圧縮・貫通しうるような批評性とへと転移するものとなるだろう。 ● 出品作家: 三瀬夏之介、鴻崎正武、浅野友理子、石原葉、是恒さくら、永岡大輔、菊池聡太朗 ● イベント: アーティストトーク 8/13 sun 15:00 – 問合わせ:「相転移」展実行委員会 mail. [email protected] オフィシャルサイト
会場:鶴岡アートフォーラム 会期:2017(平成29)年7月15日(土)~8月20日(日) 休館日:7月18日(火)、7月24日(月)、7月31日(月) 開場時間:9:00~17:30/毎週金・土曜日:9:00~18:30 ※入場は閉場の30分前まで 観覧料:一般500(400)円/高大生300(240)円/中学生以下無料 ※( )内は20名以上の団体料金 主催:鶴岡アートフォーラム、鶴岡市教育委員会 協力:イムラアートギャラリー、東北芸術工科大学 後援:山形県、朝日新聞山形総局、河北新報社、荘内日報社、毎日新聞山形支局、山形新聞・山形放送、読売新聞東京本社山形支局、さくらんぼテレビ、テレビユー山形、山形テレビ、エフエム山形 □イベント 日時:7月15日(土)14:00~17:00 ・「東北画とは何か?」三瀬夏之介×鴻崎正武 ・ゲストトーク「地域アートは可能か?」 藤田直哉(文芸評論家、「地域アート 美学/制度/日本」著者) ・音イベント「SUMMER IKUSA 2017年夏 開戦」でんでらでん 日時:8月19日(土)14:00~17:00 ・「東北画とは何か?」三瀬夏之介×鴻崎正武 ・ゲストトーク「裏日本美術は可能か?」 内呂博之(金沢21世紀美術館 学芸員) ・音イベント「Summer is over.-でんでらでんによる夏の終わりの即興地獄」でんでらでん □展覧会関連プログラム・特別ワークショップ 「空想旅行にでかけよう」 日時:8月17日(木)12:30~15:00 会場:鶴岡アートフォーラム アトリエ 講師:是恒さくら(美術家) 参加費:700円 定員:12名(先着順) 対象:中学生以上 申込:7月13日(木)~8月10日(木)午前9時~午後7時 ※休館日を除く 館内受付にて費用を添えて申し込みください(電話受付可 Tel. 0235-29-0260)。 □講演会 「山形とアマゾン:民族・文化・場所の違いを超える視点」 日時:8月5日(土)14:00~16:00 場所:鶴岡アートフォーラム アトリエ(50席程度) 申込不要 関野吉晴(探検家、武蔵野美術大学教授)×是恒さくら(本展出品作家) □連動企画 「それぞれの山形」 東北芸術工科大学日本画コース3年生 会期:7月15日(土)~8月20日(日) 会場:鶴岡アートフォーラム エクステンション・ギャラリー 「山形藝術界隈展〇四」 出品作家:大槌秀樹、工藤玲那、後藤拓朗、白丸たくト、久松知子 ギャラリートーク&ライブイベント 8月11日(金・祝) 13:00~15:00 トーク「おさんぽギャラリートーク」企画:工藤玲那 15:00~17:30 ライブパフォーマンス「Each Action, Each Session」企画:白丸たくト 出演 : 賢いULYSSES(京都) / 跡地 and more... 集合場所:いずれも鶴岡アートフォーラム エントランス 観覧無料 鶴岡アートフォーラム 常設展示コーナー 鶴岡市所蔵作品 夏の展示「道」 7月 1日(土)~ 10月1日(日) 9:00~17:30 観覧無料 是恒さくら「沖語り - オキガタリ -」
会期:2017 年 5 月 6 日(土) – 6 月 25 日(日) オープニングレセプション:5 月 6 日(土)17:00 – 19:00 ※ 毎週土曜日、日曜日 12:00 – 19:00 オープン(その他の日時はアポイントメント制) 会場:Open Letter(〒101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11-14 3331 Arts Chiyoda #211) 詳細情報→ click here -- 「沖語り」 浜辺に立ち、遠く沖を見渡す。つま先を誘うように、小さな波が寄せては返す。 頬にまとわりつく潮風を吸い込むと、海はほんの少し、わたしに入り込む。 目の前に広がる海のなかでは、無数の生き物たちが上へ下へ、北へ南へと動き続けているはず。どこかに彼らが姿をあらわさないかと、海面に目を凝らす。 数年前から、海辺のまちを訪れては、そこに暮らす人たちの話を集めてきた。 生涯、漁師として生きてきたおじいさん。生まれた時からずっと、海を見てきたおばあさん。鯨を捕っていた人、食べていた人。 わたしが遠くに見ていた沖を、ずっと近くに知っている人たちだ。 そんな人たちの話す言葉を集めて、反芻しながら沖を眺めると、手の届かなかった海の世界は饒舌に語り出した。 沖を知る人の、物語 ― わたしの出会った「沖語り」に、かたちをもたらし語り直します。 是恒さくら |
AuthorSakura Koretsune. Artist. Archives
July 2024
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