SAKURA KORETSUNE
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2019.7.6−8.25 阿部明子・是恒さくら展「閾 -いき- を編む」(塩竈市杉村惇美術館)

6/30/2019

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阿部明子・是恒さくら展「閾 -いき- を編む」
http://sugimurajun.shiomo.jp/archives/5236
2019年7月6日[土]−8月25日[日]
塩竈市杉村惇美術館 企画展示室
10時~17時(入館受付は16時30分まで)

今回は、写真家・阿部明子、美術家・是恒さくらのお二人をご紹介します。
 阿部は、自身が生活を送る場所の特性やその生活の中で繰り返し見続ける風景を主題に、複数の写真のレイヤーを重ねた作品や、展覧会ごとに独自の展示方法を提示するなど、多角的な視点を取り入れながら、写真の新しい表現方法を模索し、その可能性を追求しています。
 是恒は、アラスカや東北各地の捕鯨、漁労文化についてフィールドワークと採話を行い、リトルプレスや刺繍、造形作品として発表しています。個々人の記憶に潜む視点の豊かさに目を向けたその作品は、鯨と人との関係性にとどまらず、そこに広がる自然と人との尊い結びつきを伝えています。
 タイトルにある「閾(いき)」とは、ある感覚や刺激に気づくか気づかないかの境界を指す言葉です。私たちは常にものごとの曖昧さの中で、視覚や聴覚、触覚など、あらゆる感覚を繰り返し受け、時に記憶と結びついたりしながら、自分自身や外の世界をとらえています。風景を<編む>ようにして、自己と他者の境界を探りながら制作する阿部と、人と自然の関係を問い続け、その物語を本や刺繍として<編む>是恒の、両作家が<編む>表現は、目に映る風景を重ね合わせ、透かし見るように、表層から更にその深層へと向かい、ものごとの本質や真実を見つめようとしています。
 本展では、自然から導き出される美しい図形が描かれた算額*に学び、和算家の視点を取り入れた阿部の新作と、松島湾域に残る鯨の骨に焦点をあて、各地の鯨の骨にまつわる物語と結ぶ是恒の新作を含む作品群を同時にご覧いただきます。
 二人の表現に触れることでさまざまな思いが交差し、つながりあい、私たちがより豊かな視点をもってこれからの時代を歩んでいくための一助となることを願っています。
*日本独自に発展した数学「和算」の問題や解法を記して神社や仏閣に奉納する絵馬。

{イベント}
​◆ 2019年7月13日(土)13時30分~15時
阿部明子・是恒さくら展「閾 -いき- を編む」ギャラリートーク
http://sugimurajun.shiomo.jp/archives/5273
作品解説等、作家によるアーティストトーク
場所:企画展示室
展示観覧料でご参加いただけます。
予約不要
***
◆ 2019年8月17日(土)13時~16時
陶芸ワークショップ
「つくりかえる:骨のある生活」
http://sugimurajun.shiomo.jp/archives/5286
かつては身近な食器や道具の材料だった骨。縄文の貝塚から出土したさまざまな骨を観察し、いまの暮らしに取り入れやすい陶作品に作りかえます。
講師:KAIZOKU[根本裕子(陶芸家)・是恒さくら(美術家)]
会場:講習室
参加費:3,500円(陶土・焼成費込)
定員:15名【要予約】
※対象:小学生以上
※お渡しまで約1か月半程度かかります。
***
◆ 2019年8月24日(土)14時~15時30分
クロストーク
遠山昇司(映画監督)×是恒さくら(美術家)
http://sugimurajun.shiomo.jp/archives/5295
様々な物語をきっかけとしてある土地を旅することや、他者の日常や記憶に触れ、風景を見つめなおすことをテーマに語り合います。
会場:2階サロン
展示観覧料でご参加いただけます。
定員:30名【要予約】
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「REBORN ART FESTIVAL 2019」にて発表する映像作品の出演者を募集します。

6/2/2019

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美術家の是恒さくらです。
世界各地の海辺の町を訪ね、鯨にまつわる話を集めて『ありふれたくじら』という本を作っています。石巻~牡鹿半島で、捕鯨に関わってきた人たちの話を集めてきました。

日本列島の太平洋沿いには、捕鯨を生業としてきた町が点在しています。牡鹿半島の鮎川浜と和歌山県の太地町はともに捕鯨基地として知られます。このふたつの町の人たちは捕鯨の仕事を通してお互いの土地を頻繁に行き来していました。当時を知る人たちを訪ねて、石巻と牡鹿半島、太地町を歩くうち、遠く離れたふたつの土地を結びつける昔語りに出会いました。

太地町から鮎川浜まで、大きな鯨の頭をトラックに積んで運んできたという話。
牡鹿半島から働きに来た捕鯨船乗りたちがいつも泊まっていた、太地町の民宿での話。
太地町の人に鯨の解体を教えてあげているという、鮎川浜の人の話。
かつて太地の沖で鯨をとった、石巻の元・捕鯨船船長の話。
お母さんは鮎川浜からお嫁に来たという、太地町の人の話。

私が集めたひとつひとつの物語は掌編小説ほどの短さですが、忘れられつつある日々のなかの、鯨を通した人と人の結びつきを伝えるものだと思います。この物語がこれからも語り継がれていくように、物語を声に出して届け、語る人の輪を広げることができたらと考え、新たに映像作品として発表したいと願っています。

​この映像作品に出演してくださる方を募集します。
収録内容は、私の執筆した「ありふれたくじらジャーナル:牡鹿半島~太地浦」の物語の朗読です。
​この映像作品は、今夏開催される「REBORN ART FESTIVAL 2019」にて発表します。(会場:市街地エリア|山形藝術界隈 @旧柏屋)
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~募集内容と応募方法~
募集人数:8名程度
収録時期と時間:2019年6下旬~7月中旬、数時間~半日程度(日程は個別に調整します。)
収録場所:石巻市内(場所は個別に調整します。)
条件:
・石巻にお越しいただける/石巻でお会いできる方。
収録内容:
・冊子「ありふれたくじらジャーナル:牡鹿半島~太地浦」の物語の朗読
応募方法:
ordinarywhales@gmail.com までメールにて、①お名前、②収録に参加しやすい曜日や時間帯、③お住いのエリア、④ご連絡先(メールアドレスと電話番号)、⑤参加希望の人数(ご家族・ご友人同士でなど複数で参加希望の場合)をお知らせ下さい。
締め切り:2019年6月24日(月)で締め切ります。
備考:出演への謝金、交通費や宿泊費の補助はございません。応募者多数の場合は選考をいたします。出演いただいた方のお名前を作品とともに紹介します。
​

{作家の紹介}
是恒さくら
美術家。1986年、広島県生まれ。宮城県仙台市在住。2010年、アラスカ州立大学フェアバンクス校卒業。2017年、東北芸術工科大学大学院修士課程地域デザイン研究領域修了。2018年より東北大学東北アジア研究センター学術研究員。アラスカや東北各地の捕鯨、漁労文化、海の民俗文化についてフィールドワークと採話を行い、リトルプレスや刺繍、造形作品として発表する。
​web: https://www.sakurakoretsune.com/
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